【氏名】
 井上 裕之(いのうえ ひろゆき)

【研究テーマ】
 放送ニュースのことばに関する研究

【出身】
 神奈川県横浜市

【学位】
 博士(学術)
 博士論文題目「リード文から見た放送ニュースの談話構造の研究」
 論文要旨
 審査要旨

【経歴】
 一橋大学社会学部卒業(矢澤修次郎ゼミ)
 放送局(NHK)入局
 一橋大学大学院言語社会研究科第1部門修士課程修了(糟谷啓介ゼミ)
 一橋大学大学院言語社会研究科第2部門博士後期課程修了(石黒圭ゼミ)

【現在】
 NHK放送文化研究所 メディア研究部 研究員

【共著】
 『沖縄戦の絵 ―地上戦・命の記録』(2006、NHK出版)

【論文・論考】
 井上裕之(2011)「大洗町はなぜ『避難せよ』と呼びかけたのか 〜東日本大震災で防災行政無線放送に使われた呼びかけ表現の事例報告〜」『放送研究と調査 2011年9月号』NHK放送文化研究所
 井上裕之(2012)「命令調を使った津波避難の呼びかけ 〜大震災で防災無線に使われた事例と、その後の導入検討の試み〜」『放送研究と調査 2012年3月号』NHK放送文化研究所
 井上裕之(2012)「防災無線で『命令調』の津波避難の呼びかけは可能か 〜聞き手に伝わる表現の視点から〜」『放送研究と調査 2012年11月号』NHK放送文化研究所
 井上裕之(2013)「『被災者』ではなく『被災した人』 〜東日本大震災のNHK取材者アンケートから〜」『放送研究と調査 2013年9月号』NHK放送文化研究所
 井上裕之(2015)「放送ニュース草創期のリード文の研究 〜戦前・戦中のラジオニュース冒頭文の作成過程および変遷を追う〜」(修士論文)
 井上裕之(2015)「"お赤飯""ひと段落""ロケットが打ち上がる"はおかしいですか:2014年『ことばのゆれ調査』から(2)」『放送研究と調査 2015年3月号』NHK放送文化研究所
 井上裕之(2016)「ニュースリードが消えた?:ラジオニュース草創期におけるリード文の成立と戦時下におけるその変貌過程」NHK放送文化研究所年報60、NHK出版
 山下洋子・井上裕之(2016)「"パンダが亡くなりました"はおかしいですか?:2015年『日本語のゆれに関する調査』から(1)」『放送研究と調査 2016年6月号』NHK放送文化研究所
 井上裕之(2016)「NHKアクセント辞典 "新辞典"への大改訂(5)日本地名と『地元放送局アクセント』:積年の課題に解を求めて」『放送研究と調査 2016年11月号』NHK放送文化研究所
 井上裕之(2017)「放送ニュースの指示語の研究:リード文と本文の関連に着目して」『表現研究』106
 井上裕之(2019)「リード文はなぜ繰り返すのか?:『反復』から読み解く放送ニュースの談話構造」NHK放送文化研究所年報63、NHK出版

【発表】
 井上裕之(2013)「『被災者』ではなく『被災した人』 〜震災報道で取材者が選んだことば〜」NHK放送文化研究所主催「春の研究発表とシンポジウム」2013.3.14

【自己紹介】
 長年、テレビ局のニュース畑で記者・デスクをしてきました。それをベースに、現在は、ニュースをはじめとする放送のことば全般について学んでいます。